今回のギター工房インタビューはオランダのヤロスラフ・マッハさんです。
Q1. あなたの工房とその歴史についてお聞かせください。
オランダにて1975年にギター製作業を始めました。1990年には人生の他の挑戦を求めてギター製作を止めましたが2010年から再び少数のギター製作を始めました。
Q2. あなたにとって良い音のするギターとはどのようなものですか?またそれを獲得する為にどんな工夫をしているのですか?
私にとって良いギターとは演奏者のタッチに俊敏に反応し音量を持ったものです。私がどのようにそれを獲得する為にどんな努力をしているですって?それは使用する木材の種類によります。
Q3. 弾き易いギターを製作する事について考えをお聞かせください。そして、その為にどんな工夫をされていますか?
まずはじめに、最も重要なことはネックの角度です。そのため、私はネックのジョイント構造にスペイン式(タコン・エスパニョール)を使用しません。私はネックの角度の制御により幅を与えてくれるダブテイル・ネック・ジョイントを使用しています。第二に、標準である1.1mmより高いフレット・ワイヤを使用しています。
Q4. 21世紀に於いてクラシックギターの将来はどうあるとお考えですか?
ギター製作から離れていたことによって現在のギターの状況を新鮮な眼差しで見ることを可能にしてくれました。私の意見では、格子状の力木配置やダブル・トップ・ギターなど、音量に対する絶望的な希求があるように思えます。将来を予想する事は出来ませんが、伝統的なクラシックギター製法による伝統的な音にとって明るい未来が来ることを心から望んでいます。