フェルナンド・ソル:「もしも私がシダだったら」による序奏 と変奏曲 作品26

概要

フェルナンド・ソル(バルセローナ、1778年ーパリ、1839年)の音楽はギターの国際的・コスモポリタン な側面を象徴しています。ウイーン古典様式の優美さ、イタリアのオペラの美しい簡潔さ、ドイツ・ロマン派の 叙情的な表現をソルは芸術的な活気に溢れるパリで吸収・反映させ、ギターを国や文化の壁を超越する領域まで高めました。

「Les Tendres Souhaits (穏やかな願い)」はフランスのシャルル=アンリ・リブテ(1708年〜1740年)による感傷的な詩で、愛する女性に再会するという(恐らく叶わないであろう)望みを切なく詠うものです。この詩に誰が始めに音楽をつけたのかは不明ですが、一般的にカストラートのイタリア人歌手・作曲家アント ン・アルバネーズ(アントニオ・アルバネーゼ)かイタリア人作曲家ジョバンニ・バッティスタ・ペルゴレージ作 だとされ、リブテの詩の最初の1節「Que ne suis-je la fougère (もしも私がシダだったら)」がそのまま題名になったようです。

作曲家
フェルナンド・ソル

関連サンプル

幻想曲第6番作品21『別れ』

フェルナンド・ソル作曲、幻想曲第6番作品21『別れ』の試聴。アルバム「Kazu Suwa(諏訪和慶)ギター・リサイタル」より(トラック #17)。