諏訪和慶によるギターや音楽に関するエッセイ。いくつかのエッセイではオーディオまたはビデオ・サンプルが視聴できます。
エッセイ
楽譜製作の歴史と読みやすく音楽的で美しい楽譜について
このエッセイでは伝統的なプレート・エングレービングから現代のコンピューター・エングレービングに至るまでの楽譜製作の簡単な歴史と、…
フェデリコ・モンポウ:ギターの為の歌と踊り第10番(アルフォンソ10世の2つのカンティガによる)
フェデリコ・モンポウのギターの為の歌と踊り第10番は1953年にピアノの為に作曲され、その後モンポウ自らの手によってギターの為に編曲されたもので、カスティージャ王アルフォンソ10世…
美しいスペインの町サラマンカ:サラマンカ大学とアルフォンソ10世
サラマンカはマドリッドから北西へ213km行ったところに位置するとても美しい町です。由緒あるサラマンカ大学や12世紀ロマネスク様式の旧大聖堂をはじめ16世紀〜18世紀に建設されたゴシック様式の新大聖堂、18世紀バロック様式のプラサ・…
フェデリコ・モレノ・トローバ:スペインの城: トリーハ(哀歌)
フェデリコ・モレーノ・トローバがスペインのカスティージャ地方にある幾つかの城を題材として作曲した作品集「スペインの城」の中の1曲「トリーハ」。98年世代の思想やスペイン国民楽派の父であるフェリペ・…
エイトル・ヴィラ=ロボス:ショーロス第1番
ブラジルの偉大な作曲家エイトル・ヴィラ=ロボスのギター曲の中でも特に有名なショーロス第1番は1920年にリオ・デ・ジャネイロにて作曲されました。当時のブラジルではヨーロッパから持ち込まれた音楽様式(ワルツ、マズルカ、ポルカ、…
フランシスコ・タレガ:マリーア(ガヴォット)
「マリーア(ガヴォット)」はフランシスコ・タレガの数ある名曲の一曲です。タレガの他の多くの作品同様小規模で簡素な曲の構成ながら、アラストレ、スケール、アルペッジオ、スラー、ピッチカートといった様々なテクニックが取り込まれ、…